ペットライフ ペットの高齢化

ペットの高齢化は人間と同じ

投稿日:8月 25, 2017 更新日:

生涯において肝心なものは、その重要性が高ければ高いほど、人に悩みをもたらします。失う事がおそれとなるからです。

その意味では、日本の飼い主たちは大きな不安に直面しているといえます。

愛するペットの老齢化と、その過程で生じる医療の歯痒さ、加えて来るべき別れの予感があるからです。
犬も猫も室内で飼うのが自然となった現代、老齢化を迎えたペットの身に起こる事は、人間の老年期化とほとんど変わりません。
この間まで自力でできていた事ができなくなり、家族の助けが必要になってくるのです。

  • 認知症が始まる。
  • 死ぬまでのごく短い期間に、生涯に必要になる医療費の相当分が費やされる。

さらに現状、小動物医療は人間の医療とそん色のないほど高度化しており、選択の余地も豊富です。

人間よりも先進的な分野もあるほどです。人間と違って公的保険の仕組みがないため、飼い主に経済力がある事が前提となりますが、「治療をどこまでやるか」「どの段階であきらめるか」という難しい決断を愛犬.愛猫のために下さなくてはなりません。

ペットに必要なお金は平均で、犬で年間33万9488円、猫で17万1216円となっていますが、いずれも4割前後をペット保険を含む医療費が占めています。

ダブル介護

ベットが老いを迎える時期は、飼い主本人が老いる時期とも重なります。
犬.猫とも、飼育比率が最も高いのは50代、次に60代です。

退職後にどこで日々を過ごすかのライフスタイルの構想は、愛犬.愛猫がどこまで長生きしてくれるかによっても大きく左右されていきます。
万が一父母の介護とペットの介護が重なれば、心身への相当な負担になってくるでしょう。

卒ペット

60代以降に新しくペットを飼おうとする人は顕著に減ります。
自分がペットより先に死ぬリスクや、老人ホームなどの施設に入居する際に連れていけないおそれを考慮した「卒ペット」があるからです。

けれど近年は、ペットを連れて入居できる老人ホームもあります。信頼できる人に財産とペットの将来をあらかじめ託し、自分の死後もペットが幸せに暮らせるように契約を結ぶ「ベット信託」も広がっています。
高齢期を迎えても、ペットとの生活をあきらめずに済む方法ますます増えていくでしょう。

ペットの癒やし効果は科学的にも実証されています。大学などによる調査では、ペットと目を合わせたりなでたりすことで、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが飼い主に分泌されることが明らかになっつています。ペットとの生活をあきらめるどころか、高齢期にはペットと過ごすことを推奨する時代が来るかもしれません。




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