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「神の手」はいない。有名病院の落とし穴

投稿日:8月 25, 2017 更新日:

猫は家につく動物といわれますので、引っ越しが大変です。移動の負担で体調を崩しやすいのです。
仕事の転勤で泣く泣く実家に愛猫を託した東京在住のMさんは、ほどなくして実家からのSOSを聞く事になります。

「猫が何も食べないし下痢もひどい」

慌てて帰省して地元の某有名病院に駆け込みました。そこで言われた獣医の言葉

「この身体で麻酔をかけたら目を覚ますことは2度とありません、手術は無理なのでとりあえず下痢止めでも・・・」

症状が改善せず、「東京の病院ならばきっと治せるはず」と決心し愛猫を連れて帰りました。

けれど、どこの病院を訪ねても

「原因不明です。点滴でも効果がない。腫瘍が糖分を食べて太っている」
「ウチではこれが限界」

などと振り回されました。

すがる思いでテレビでも有名な「神の手」といわれる獣医がいるという病院にタクシーをとばして訪れるもそこに「神の手」はいませんでした

予約制ではなかったにも関わらず

「特別な(お金持ちの)患者さんしか診ない」

と門前払い。

若い研修医に診てもらうことが出来たものの、結果は同じ。

「わからない、下痢止めでも・・・」

2時間も待ったのだからちゃんと診てくださいと懇願するも

「待っているのは皆同じですから」

と冷ややかに対応されるだけでした。

心の痛みはペット以上

結局、愛猫は病名不明のまま入院先で息をひきとったそうです。
1日2万円の酸素室で24時間の点滴を受けた末、愛猫には点滴の針の跡が黒々と無数に残っていたといいます。

これだけの動物病院があるのに、どうして助けてあげられなかったのか?病名すらわからない。
街の名医ではなく高度専門医療を受けさせてやればよかった。

後悔と自責の念は今なお続いているといいます。

ペットが病気と闘っている時は飼い主も不安や恐怖と闘っています。
その心の痛みはペット以上なのかもしれません。




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